<目次>
- ターゲットバージョン
- テクスチャアトラス
- クリッピング数の制限
- ブレンドシェイプの使用可否
- アートパスの使用可否
- トラッキング
- 物理演算設定
- パラメータ
- 表情などの差分を実装する方法
- メインキャラクターの横に配置しているサブキャラクターを動かす方法
- Idleモーションの代わりになるような設定の方法
- IRIAM用に調整したLive2Dデータのお渡し
- イリアムキャラチェッカーを使わずにLive2Dモデルの動作を確認する方法
Live2Dモデルの制作に関するよくある質問
<ターゲットバージョン>
- IRIAM Chara Checkerで対応しているターゲットバージョンは以下の通りです。
- SDK 3.0、SDK 3.3、SDK 4.0、SDK4.2
<テクスチャアトラス>
- サイズ:2048(px)×2048(px)
- 枚数:2枚まで
※3枚以上は使用できません。必ず2枚までに収めてください。
<クリッピング数の制限>
- マスクIDの順列の種類を37個以下に収めてください。
<ブレンドシェイプの使用可否>
- SDK4.2からご使用いただくことが可能です。
<アートパスの使用可否>
- 申し訳ありませんが、IRIAMでは使用できません。
<トラッキング>
-
ウィンクの設定
ウィンクをしたい場合は、目の開閉と笑顔パラメータを左右で分けて製作してください。 -
顔のキャリブレーションの設定
IRIAMでは設定いただけません。IRIAMに実装されている感度調整機能をご利用ください。 -
真横を向くモデルを使用した場合の挙動
配信端末に依存するため、IRIAM内で真横を向くかどうかは明確には答えられません。
また、PCのトラッキングソフトと全く同じようには再現できませんのでご了承ください。
<物理演算設定>
-
物理演算設定数が多い場合の挙動
配信端末に依存するため明確な制限数は設けておりません。
ただし、設定数によってはIRIAM上での動きが重くなる可能性がございます。
出力倍率は100%以内、振り子の設定は10段に収めていただくことを推奨します。 -
Live2Dソフト上で設定した物理演算は、IRIAMに実装した際にどの程度小さくなるのか
配信端末に依存するため明確には答えられませんが、iOSトラッキングと近しい動きになります。 -
胸の物理演算設定に関する制限
揺れが大きすぎたり揺れ方が設定されている場合、実装できない可能性がございます。
その場合、揺らし方を変えていただいたり揺れる大きさを小さくしていただく必要があります。 -
物理演算・シーンブレンド設定>入力設定にある「反転」の使用可否
ご使用いただいても問題ありません。 -
呼吸に合わせた動きを物理演算で連動させる方法
方法は様々ありますが、一例として以下をご参考ください。- 新たなパラメータに動きを設定
- 物理演算にて『出力設定』に①で作っておいたパラメータを設定
- 『入力設定』の『入力』を『呼吸』に、『種別』を『角度』に設定してその他数値を調整
- ※数値の設定にもよりますが、呼吸パラメータと全く同じ動き、または少し遅れたような動きを付けることも可能です。
<パラメータ>
-
目が笑顔になる動きを『口の変形』パラメータに設定することについて
IRIAM対応パラメータ内での設定であれば仕様上は問題ありません。 -
IRIAM対応パラメータの一部のみを使用することについて
IRIAM対応パラメータを全て使用せず、一部のみを使用してモデルをご制作いただいても問題ありません。 -
VtubeStudioで使用可能なMouthX(口の位置移動X)、cheekPuff(頬の膨らまし)、TongueOut(舌出し)の使用可否
IRIAMでは対応しておりません。 -
FacePositionZの使用可否
IRIAMではFacePositionZは対応しておりません。
代わりに全体拡張(ParamScale)がカメラと顔の距離を認識します。 -
ポリゴン数の制限
具体的な制限はございません。
ただし、ポリゴン数を増やしすぎると端末に負担がかかり快適または正常に動作しない可能性があるため、8000程度に収める事を推奨しています。 -
デフォーマーとパラメータの制限
配信端末に依存するため明確な制限数は設けておりません。 -
リピート機能の使用可否
SDK4.2からご使用いただくことが可能です。
ただし、アニメーションや動画などでの使用として推奨されている機能のため、意図通りの動作にはならない可能性があります。 -
パーツの色を変更する設定のできる乗算色、スクリーン色の使用可否
SDK4.2からご使用いただくことが可能です。
<表情などの差分を実装する方法>
- IRIAMアプリ内では切り替え操作ができないため、キーバインドなどで切り替える事を前提とした設定の場合、表情差分を表示させることはできません。
- キーバインド操作にあてていた表情などの差分を実装したい場合は、以下のどちらかのご対応をお願いします。
-
- IRIAMに対応しているパラメータ内に設定いただく
- 物理演算で連携させる
- 例)
- 赤面:『口の変形+1』または『目の笑顔+1』で口角が上がった時に頬を赤くさせる。
- ジト目:『目の開閉』の0~+1の間に設定する。
- 涙目:困り眉+『口の変形-1』で口角が下がった時に涙を表示させる。
- 青ざめ:目を半分ほど閉じていて困り眉になった時に青ざめさせる。
<メインキャラクターの横に配置しているサブキャラクターを動かす方法>
- サブキャラクターを一緒に動かしたい場合は、以下のどちらかのご対応をお願いします。
-
- IRIAMに対応しているパラメータ内に設定いただく
- 物理演算で連携させる
-
<Idleモーションの代わりになるような設定の方法>
- アニメーションやIdleモーションはIRIAMでは使用できません。
- Idleモーションの代わりになるような設定方法として、呼吸パラメータに直接設定したり、物理演算で動きを連動させるなどがございます。
<イリアムキャラチェッカーを使わずにLive2Dモデルの動作を確認する方法>
- Vtube StudioとiOS端末を使用してトラッキングしたものが一番近い動きになります。
- イリアムキャラチェッカーにLive2Dモデルのファイルをアップロードする前にモデルの動きを確認したい場合は、上記の方法をお試しください。
FAQ内で解決できなかった疑問点やご不明な点がある場合は、以下をご確認のうえ、IRIAMアプリ内窓口よりお問い合わせください。
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